国際経済物理学会(APFA7)第1日目

国際経済物理学会(APFA7)第1日目。結構衝撃的な知的感動を久しぶりに覚えました。

株式市場に上場されている株のステートと、磁性のスピンとのアナロジー。ポッツモデルにしたりすると、スピングラスになるらしい。

磁性というと相転移が考えられるが、株式の全体的な上昇も下降も、スピンのアップ状態とダウン状態で記述でき、磁性の出現などとアナロジーで記述できるかもしれない。これはかなりわくわくする話でした。

あと、パワー則の話はいっぱいありましたが、名著「パレートファームズ」にも書かれている通り、パワー則の起源というのは明確になっていないとのこと。会場にいる何人かの方にも伺いましたが、わからないとか、そんなことどうでもいい、みたいな話になってしまいました。でも私は知りたいと思います。なぜパワー則になるのか・・・。

明日もまた楽しみです。