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40歳、40年。

私は今日で40歳になりました。日本では、60歳が還暦で、人生の節目と考えられていますが、私は、40歳、40年というのは、非常に大事な年数であると思っています。たとえば、論語では、40歳は「不惑」といいますし、リンカーンに言わせると、「顔に…

川口浩史君、初監督の「トロッコ」

中学校の同級生である、川口浩史(かわぐちひろふみ)君の初監督作品「トロッコ」の封切りに行きました。 「トロッコ」公式HP http://torocco-movie.com/ 川口浩史監督 http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/100521/tnr1005211710016-n1.…

アイスランドの火山と異常気象は関係あるか?

アイスランドでの火山噴火がまだおさまらないようですね。現在でも、北アフリカ、スペイン、そしてトルコの上空まで、灰が飛んできているようです。 さて、アイスランドの火山噴火の歴史をつらつらと紐解いてみますに、結構興味深い、そして少し恐いことがあ…

アイスランドの火山噴火

アイスランドの火山噴火が大変ですね。 そこで、こんな過去の事例をご一緒に考えてみましょう。 第1問 (1)1783年、同じアイスランドで起きた噴火について調べましょう。 (2)その後、数年間のヨーロッパ、特にフランスで何が起きましたか? 第2問 (1…

ケインズのアニマルスピリット

行動経済学が熱い。 「アニマルスピリット」 http://www.amazon.co.jp/dp/4492313982/ケインズの著書 http://www.amazon.co.jp/dp/4003414519/ の第4篇の第12章の7に「アニマルスピリット」が出てくる。 これは、投資誘因の中の「長期期待の状態」に関す…

めちゃくちゃな世の中

ゲームの理論は、自分も相手も、論理的に合理的に利益を得ようとする、という前提で、自分がいかに利益をあげるか?を問うているのだと思う。 自分が合理的な考え方をしても、相手がめちゃくちゃな、ランダムな答えを出すと、自分の利益すら危なくなってしま…

ジャック・アタリ 21世紀の歴史 日本の課題

ジャック・アタリ 21世紀の歴史 日本の課題1.中国からベトナムにかけての東アジア地域に、調和を重視した環境を作り出すこと。 2.日本国内に共同体意識を呼び起こすこと。 3.自由な独創性を育成すること。 4.巨大な港湾や金融市場を整備すること。…

XMLコンソーシアムのweek お開き

今年度で、「発展的解散」となる、XMLコンソーシアム。 最後のWEEKに参加して、私も感無量でした。http://www.xmlconsortium.org/seminar09/100310-11+16-18/100310-11+16-18-info.html 初日の、次世代WEB活用部会では、パネリストとして参加し、また、 …

「意味」の必要条件

「リンクは、意味があることの必要条件であると思う。」と私は、言ったけれど。セマンティックWebコンファレンス2010 〜セマンティックWebとLinked Open Dataクラウド(LODクラウド)〜 http://s-web.sfc.keio.ac.jp/conference2010/index.htmlへ行きました。…

ゲーデルの不完全性定理

友達が、ゲーデルの不完全性定理について、むかし、教えてくれたこと。不完全性定理ってさあ、要するに、メタ数学が、無限階層、存在するってことさ。これ以上、簡潔で的を得た説明を、きいたことがない。すばらしい。さて、メタって言葉。情報の関係者なら…

GoogleのITと Tesla Motorsの電気自動車、そしてModel S、でトヨタは?

昨日、NHK総合 21:00− NHKスペシャル 「自動車革命」 を見た。「トヨタの戦略」として、ハイブリッド車から、プラグイン・ハイブリッド車への発展が紹介されていた。 プラグイン・ハイブリッドは、事実上、電気自動車で、ほとんど電気で走り、ガ…

2009年 ノーベル物理学賞

本年のノーベル物理学賞が発表になりました。http://nobelprize.org/nobel_prizes/physics/laureates/2009/press.html今年のノーベル物理学賞は、受賞対象の発明が身近でわかりやすいです。受賞者は、光ファイバー通信の実用化に貢献した、Charles K.KaoCC…

仕事と情報

仕事をすると情報(のチャンネル)が増える。情報(のチャンネル)が増えると、仕事が増える。そういう単純なスパイラルである。

寺田寅彦「電車の混雑について」の考察。。。

今日は、混雑した電車に乗りながら、「電車の混雑について」考えた。そういえば、寺田寅彦の随筆にそんな話があったなあ、と思ってググッたら、ちゃんとありました。「電車の混雑について」 (寺田寅彦 大正11年9月)http://www.aozora.gr.jp/cards/00004…

もしや!これから冬の南半球で大流行?かも?新型インフルエンザ

新型インフルエンザ。。。まずは、日本国内での第1波は、防げたのかな?と思います。でも、私が恐れているのは、今度の冬に、新型インフルエンザが勢いを取り戻し、大流行するのでは?ということ。インフルエンザの季節は冬ですからね。今から大流行するよ…

今期の成果

今期も今日で終わり。今期の成果はセマンティック。大分挑戦させていただいた。来期も挑戦したい。それから研究テーマをひろげたいなあ。いろいろと。夢のある研究をしたい。経済物理とか。

国際経済物理学会(APFA7)第1日目

国際経済物理学会(APFA7)第1日目。結構衝撃的な知的感動を久しぶりに覚えました。株式市場に上場されている株のステートと、磁性のスピンとのアナロジー。ポッツモデルにしたりすると、スピングラスになるらしい。磁性というと相転移が考えられるが…

物理学の研究対象って・・・

今日は、国際経済物理学会(APFA7)の開会式に行ってきました。経済物理学会には新参者の私は、初対面の方ばかり。でも皆さん、とってもフレンドリーにしてくださって、お話やディスカッションも弾みました。そんな中で、ふと、物理学の研究対象って。…

問題意識と知識

先日、会社の役員の方から教えていただいたこと。「問題意識なく習得した知識は、脳みそをすり抜けていく」。確かに、何か問題意識がないまま習得した知識は身につかない。大人になるとなおさらそうだ。問題意識とか、好奇心とか、そういったものがないと知…

SPYSEEのセマンティックウェブ技術って。。。

SPYSEEという、ちょっと最近お騒がせのサイトがある。http://spysee.jp/「あの人検索」といって、人名をフィールドに入力して検索すると、その人と関係する人の相関図が出てくる無料サービスだ。まあ、ネット上に名前を出していなければ、ヒットしないのだろ…

セマンティックやらオントロジーやら、そしてプレゼン

1月9日のXMLコンソーシアムDayでは、Web2.0部会を代表して、「セマンティックなサービスの事例のご紹介」と題してプレゼンを行いました。http://www.xmlconsortium.org/seminar08/090109/090109-info.htmlまだアンケートが集計されていないの…

XMLコンソーシアム

最近、XMLコンソーシアムにかなり熱心に参加しています。宣伝です。Web2.0部会では、お話をさせていただきました。http://www.xmlconsortium.org/wg/web2.0/08/08-web20-prog.htmlさらに、来年2009年1月9日の「Day」でも、ちょっとお話を…

メトカーフの法則

最近、全然ブログを更新していないことに気付いた。というか、ブログを持っていたこと自体忘れていた。ひどいものである。友人に「最近ブログを更新していないね。」といわれて、「ああそういえば、ブログを持っていたなあ。」と思い出したのである。このと…

財務諸表に載らない企業の価値

企業の価値が高いとか低いとかいうことは株価もしくはその時価総額で決まるというのは本当だろう。では、株価は何で決まるかといえば、財務諸表を読み、それを元にして投資家が企業の株を売買して決まるというのがだいたいの常識である。それは非常にある意…

「コト」から「モノ」へ、「モノ」から「コト」へ

「コト」から「モノ」へ、「モノ」から「コト」へ。 (旧ブログから改訂再掲載)今回は、ちょっと柔らかい口調で、しかし重要だと思われる、職業革命について話したいと思います。世の中で一番最初の「職業」は「娼婦」だったといわれています。「職業」とは…

ハイ・タッチ

ハイ・タッチ (旧ブログから、再掲載)最近、「ハイ・タッチ」という言葉をよく耳にする。「ハイ・タッチ営業」、「ハイ・タッチセールス」などなど。ハイ・タッチといえば、団体競技とかで、うまく点数が入ったりすると、選手同士で、高く手を上げてお互い…

お金と「数」

お金と「数」 (旧ブログからの再掲)お金と「数」の概念というのは本当に近いものだなあと最近つくづく感じる。お金と「数」は両方とも「数字」という表現で表されるので共通なんだ、という表現論的な立場からの同一性もあるだろうが、もうちょっと根本的な…

Integrationということ。そして現代の課題。

Integrationということ。そして現代の課題。(旧ブログから再掲)Integrationという言葉を初めに理解したのは、英語の授業ではなく、数学の授業でした。もちろん、「積分」という意味です。英語では、辞書に、「統合、完成」なんていう意味が載っています。…

ブログ再開

今までのブログの内容が、ごしゃごしゃになっていたので、新たにブログを立ち上げました。湯本正典の考えたこと、感じたこと、雑学などを掲載して行きたいと思います。更新期間は長くなると思いますが、興味のある方は、ご一読ください。