2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

電子化した情報では、まだ扱えないこと。

昨日は、リアルとバーチャルの話をしました。リアルの価値とバーチャルの価値とのギャップがバブルだと考えられるのではないか?として、リアルな現物と、金融・経済活動特に電子取引のバーチャルなお金との比較をしていみました。リアルというのは、私たち…

食糧価値の顕在化の可能性を考える

最近、金融情勢がとても悪化しているようです。お金の取引がバーチャルの世界で行われ超高速になっているのに、リアルの世界の現物、また人の頭や人の動きがそれについて行っていないからでしょう。その辺のことを昨日書きました。子供のゲームによるリアル…

情報革命と金融危機

前回は、技術の中でも「てこと滑車」という効用を大きくする仕組みを交通手段に適用した歴史について考えました。交通手段は、人を運ぶ手段ですが、もちろん物流の手段にもなります。そういう意味で、潜水艦のような海中海底の交通や物流が今後面白いのでは…

技術から見るこれからの資本主義

先日の本ダイアリーに書いたように、技術の基本は、「てこと滑車」。少ない力を大きな力に。少ない原資で大きな効用を!です。これは、資本主義と目指すところが同じです。そして、この大きな力は、あくまで手段であり、何か別にある「目的」のために使われ…

「てこと滑車」と技術と科学

科学技術に携わっていると、しばしば、社会的責任が問われることがあります。社会的責任が問われるとは、それだけ社会に与える影響が大きいということでしょう。影響が大きいとは、社会に浸透していることであり、それだけ使っている人やかかわっている人が…

ものづくりとジョブズ

日本は「ものづくり」の国と言われてきました。すばらしい技術を持ち、消費者を喜ばせる、品質の高い製品を作ってきたと思います。特に、ソニーに代表される、携帯型デジタルメディアは、世界の羨望でした。おそらく、ジョブズにとってもそれは同じで、彼は…