第24回セマンティックウェブとオントロジー研究会

下記の研究会で、口頭発表をいたします。よろしくお願い申し上げます。
阪大溝口研究室と東大病院企画情報運営部の先生方の温かく親切なご指導のおかげで、なんとか口頭発表に漕ぎ着けました。御礼申し上げます。

第24回セマンティックウェブオントロジー研究会  http://sigswo.org/fnext.htm
■開催日時:2011年6月22日(水)−23日(木)
■会場:浜名湖かんざんじ荘(http://www.kanzanji.com/ )
    (JR浜松駅から送迎バスを運行する予定です)
■:テーマ:「構造化知識の構築・利用の実際」または「一般」
  発表申し込み締め切り:2011年5月23日(月)→締め切りました
  参加申し込み締め切り:2011年5月30日(木)

■研究会プログラム(2011/05/24更新)
※ ホームページからプログラムを抜粋させていただきました。

<6月22日(水)>

15:40〜15:55 SIG-SWO-A1101-06
解剖学オントロジーをもちいた情報抽出アプリの考察
○湯本正典,今井健,桜井亮太,林亜紀,佐藤恵,梶野正幸,大江和彦(東京大学医学部附属病院 企画情報運営部)
医療の電子文書を正確に処理するためには、計算機が医学知識を「理解する」必要がある。私たちは、「医学辞書」を計算機上に「オントロジー」形式で実装している。計算機が、その辞書(オントロジー)を参照すれば、医学情報をより正確に処理できるようになる。今回は記載が充実してきた解剖学オントロジーを取り上げて、情報参照のアプリを設計し、考察を行った。


15:55〜16:30 SIG-SWO-A1102-07
臨床医学オントロジーにおける疾患連鎖モデルの考察
○古崎晃司,国府裕子,山縣友紀(大阪大学産業科学研究所),今井健,大江和彦(東京大学医学系研究科),溝口理一郎(大阪大学産業科学研究所)
疾患を理解する上で,その疾患が何を起因としており,どのような結果(病態や症状)を引き起こすかを適切に捉えることが重要とされる.そこで本研究で構築を進めている臨床医学オントロジーにおいては,疾患を患者に現れる異常状態の連鎖(疾患連鎖)の総体として捉えている.本発表では,疾患連鎖の概念化をオントロジー的な観点から議論する.