情報学

「Webという名の宇宙」 の中の生命体

最近、サイバー攻撃がまた新聞を賑やかにしています。サイバー攻撃の手段として多いのがコンピュータウイルスによる攻撃です。コンピュータウイルスは、他のプログラムに寄生して自分自身のコピーをつくり、多くの場合ユーザに不利益をもたらします。もちろ…

山下達郎さんのお話

昨日の朝、ラジオを聴いていたところ、山下達郎さんが面白い話をしていらっしゃいました。「100人のライブハウスで成功すれば、1万人のドームコンサートを成功させることができる。でも、ドームコンサートで成功しても、ライブハウスで成功するとは限らない…

統合や総合

昨日の研究室のパーティーの帰りに、秋山昌範先生のお話を拝聴する機会に恵まれました。先生が、「医療情報は、文系理系両方の知識や研究が必要であり、そこが面白いでしょう。」とおっしゃいました。私も本当に同感です。そもそも情報学というのは、プログ…

問題解決先進国の日本は問題解決立国となろう。

近代日本にとって、第3の敗戦といわれる今回の複合災害。被害の甚大さ、そして、その影響範囲の広さを認識するにあたり、どうしても心理的に受け入れがたいものがあります。自分たちは、こんな地獄絵を見るためにがんばってきたわけではないはずなのです。し…

ブドウの圧搾機と情報技術(IT)

http://www.amazon.co.jp/dp/4884123298 医療情報 医療情報システム編 新版 [単行本] 日本医療情報学会医療情報技師育成部会 (編さん) 8.2 医療情報学における研究の方向性 (大江和彦)大江先生に、御著のレクチャーをいただきました。 医療情報学の研究と…

コンピュータを観察する人間

コンピュータを開発した人間は、コンピュータという新しい知的存在を観察することによって、より自分のことを深く理解するようになってきていると思います。 たとえば、システムという概念も、コンピュータシステムという、人間がより制御しやすいシステムを…

簡単な質問

いろいろな会合に出席させていただいて、さまざまな方の講演を拝聴しています。講演の後に、講師の先生に質問させていただける場合もあり、この質問時間はとても貴重な時間と私は思っています。私も僭越ながら、ときどき質問させていただきます。そのときに…

人間は、インターネットの「スマートな端末」?

木曜日に、ソフトウェアジャパン2011で、喜連川先生の講演を拝聴しました。その中でたいへん興味をもったのが、インドでのスマートな農業の研究です。情報科学やインターネットをつかって農業の生産性をあげる際には、農場にセンサーを設置して、温度や…

情報が「観測」できる時代に

本日、知の構造化センターのシンポジウムに出席いたしました。わたしは、先生方のご講演を拝聴しながら、「情報」とは何だろう?という日々感じている疑問の答えを探そうとしていました。たぶん「情報」という言葉も、それぞれの「著者性、歴史性、立場性」…

機械時計と生体時計

最近思うことがある。世の中には2種類の時計があるのではないか?と。 機械時計と、生体時計。 機械時計・・・物理的な時間を計る。 生体時計・・・生物的な時間を計る。 つまり、時間にも、上記の時計によって、2種類の時間があるのではないか?と思う。 機…